世界の「お金」に見る鳥達
 
-オランダのお金-
 
 
 
ここで紹介するお金は、過去または現在の一時期私の所有物として手にすることが出来た大切な宝ものです。お金を写真で紹介するのは、場合によっては法律上問題になることがあるかもしれませんが、その目的はあくまでもそこに描かれた鳥を紹介することですので、お金の全体像につきましては解像度を落とし、小さめにしてあります。また、本来でしたら「見本」と書くべき所をその代わりに「表」や「裏」と書いております。ここでは単純に紙幣の場合は通し番号がある方を「表」、ない方を「裏」とし、コインの場合は鳥の図がある方を「表」ない方を「裏」としていますので、紙幣発行体が正式に決めている基準とは異なるかもしれません。また、「表」や「裏」の標記が他の図、肖像、文字などにかかってしまうことがあるかもしれませんが、これはそれらの図や文字で表現されている何らかの意味や肖像の人物を無視したり、侮辱はもちろん軽視したりするものでもありません。
また、ここで紹介する鳥の名前は私が独自に調べた結果ですので、万一間違いがある場合にはご指摘いただければ幸いです。


100ギルダー札、表・裏面のタシギ
 
 

日本では本州以南で冬鳥として見ることが多いタシギは、西ヨーロッパでは通常留鳥として普通に見られ、やはり身近な存在です。長い嘴と稲妻のようなジグザグ型の飛び方が特徴でずんぐりした体と共に一度見ると忘れられない鳥です。オランダは広大なお花畑や、風車の間を縫って流れる細い運河があり、そのような田園を歩いているときに突然足下から飛び立ち、驚かされることがあります。この鳥もやはりオランダの人々にとっては親しみ深いものだと思います。
 
 

和名:タシギ
英名:Snipe
学名:Gallinago gallinago