4/20〜4/24セントラルパークの渡り鳥詳細情報=1=


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投稿者:Tom Fiore - 投稿日時:2001年05月03日 16時51分20秒

2001年4月20〜24日(月〜金)(および多少の後日報を含む)
セントラルパークにおけるTom Fioreと多くのほかのバーダーたちによるeBird情報。

- ハシグロアビ(Common Loon):4/20に何羽かが上空を通過する。
- ミミヒメウ(Double-crested Cormorant): the Reservoirに少数とほかの水場でもたまに出現。また、多数が上空を通過。
- アメリカサンカノゴイ(AMERICAN BITTERN): 4/20に一羽がthe Rambleの木にちょっととまっていたが午前11:30に飛び去ったとLloyd Spitalnik氏により報告されている。
- ダイサギ(Great Egret):公園内では少数、多数は上空を通過。
- ユキコサギ(Snowy Egret): 4/20に3羽が上空を通過。公園の北端にて。
(ここはサギ類やたまにシギ・チドリ類が東西を結ぶ“回廊”としてその利用が確立されているところ。恐らくニュージャージーの牧場地域からロングアイランド湾のどこかを移動するためで、ブロンクスやクイーンズの干潟のあたりへ行くのではないかと思われます。)
- ササゴイからの独立種(Green Heron): Turtle Pondで通常見られるがほかの場所にもいるか?
- ゴイサギ(Black-crowned Night-Heron): 水場ではかなり普通に見られる。
- ブロンズトキ(Glossy IBIS): 北端の上空を通過。4/20に3羽、4/21日には7羽。
- ハクガン(Snow Goose): 一羽の黒っぽい満一年の幼鳥がthe Meerの西岸で4/20日と21日に見られたが、公園の中でハクガンが見られるのは珍しい。
- カナダガン(Canada Goose): 特にReservoir と Meerで残留しているもの多数。
- コブハクチョウ(Mute Swan): the Lakeで2羽の成鳥。(巣作りをしているかどうかは不明)
- マガモ(Mallard): 全ての水場にて。(もう巣作りをはじめたかどうかは不明)
- ハシビロガモ(N. Shoveler): (最近the Reservoirにて少数が報告された。)
- ヒメハジロ(Bufflehead): (the Meerにて一つがいか2羽、the Reservoirにて8羽以上。)
- アカオタテガモ(Ruddy Duck): MeerとReservoirに少数が残留。
- ハネビロノスリ(Broad-winged Hawk): 4/20に来たの林で羽がとまっているところを目撃された。
- アカオノスリ(Red-tailed Hawk): 5番街のつがいに加えて2〜3羽。
- アメリカチョウゲンボウ(American Kestrel): 公園中を通してよく見られる。
- ハヤブサ(Peregrine Falcon): 特に南端に於いて時々出現。
- コウライキジ(Ring-necked Pheasant): 北東の端にメスが1羽残っている。
- アメリカイソシギ(Spotted Sandpiper): 4/20に第一報が入るが、4/27段階では続報がないか?
- ワライカモメ(Laughing Gull): 今やthe Reservoirにおいては時々見られるようになりつつある。
- クロワカモメ(Ring-billed Gull)、セグロカモメ(Herring Gull)オオカモメ(Great Black-backed Gull): これら3種類のカモメはReservoirで一年中見られる。
- ドバト(Rock Dove (feral pigeon)): どこにでもいて、タカたちのおいしいごちそうになる。
- ナゲキバト(Mourning Dove): どこにでもかなりの数がいて、多くは巣作りをしている。
- アメリカオオコノハズク(E. Screech Owl) (導入種) 最近は報告されていない?
- ホイップアーウィルヨタカ(Whip-poor-will): 4/20、4/21と4/22に計3回報告されている。
- エントツアマツバメ(Chimney Swift): 今年のセントラルパークにおける初認はKen Brown氏により4月の半ばに記録されたが、時々上空高くを鳴きながら通過するのが観察される。
- ノドアカハチドリ(Ruby-throated Hummingbird): 4/15にthe Lochで例年に比べると非常に早く確認されている。(非常に小さな飛翔中の昆虫を捕食するところが観察された。)
- アメリカヤマセミ(Belted Kingfisher): 最近the Lochで見られたが他ではどうか?
- ズアカキツツキ(RED-HEADED Woodpecker): 4/27金午前6:30にthe Lochのすぐ南の草地で成鳥一羽。声も聞かれる。
- シマセゲラ(Red-bellied Woodpecker): かなり普通の留鳥。営巣中。
- シルスイキツツキ(Yellow-bellied Sapsucker): ある程度の数が現在渡りの途上。
- セジロコゲラ(Downy Woodpecker): かなり普通の留鳥。一部は営巣中。
- ハシボソキツツキ(Northern/Yellow-shafted Flicker黄色系): 渡り途中と一部は営巣。
- チビメジロハエトリ(Least Flycatcher): 4/27に北の林にて一羽の「チェベッ」という鳴き声確認。
- ツキヒメハエトリ(E. Phoebe): 大部分が既に通過済みだが、少しは残留している。
- オオヒタキモドキ(Great Crested Flycatcher): 4/22に第一報あり。
- オウサマタイランチョウ(E. Kingbird): 第一報は非常に早く4/15であったが、現在はまだほとんどいない。
- メジロモズモドキ(White-eyed Vireo): 4/20にRambleで第一報。少数。
- キノドモズモドキ(Yellow-throated Vireo): 姿と声を4/23と4/24に確認。
- アカメモズモドキ(Red-eyed Vireo): 4/27に北端で1〜2羽。
- フタスジモズモドキ(Blue-headed (aka: Solitary) Vireo): かなり普通の渡り鳥。
- アオカケス(Blue Jay): ほとんどが残留しており現在は巣作りをしているものもある。一部は渡るものもある。
- アメリカガラス(American Crow): 一部は繁殖し、一部は通過する。
- ウオガラス(Fish Crow): 時々見られ、聞かれるとても鼻にかかった鳴き声。
- ミドリツバメ(Tree Swallow): 最近は公園内どこでも時々見られている。
- オビナシショウドウツバメ(N. Rough-winged Swallow): 少数が水場の上空で。
- ショウドウツバメ(Bank Swallow): あまり見られない渡り鳥。4/18にMeerで1羽見られている。
- サンショクツバメ(Cliff Swallow): 同様にあまり見られない渡り鳥。4/25にMeerで1羽見られている。
- ツバメ(Barn Swallow): 公園内でたまにないし普通に見られる渡り鳥。
- アメリカコガラ(Black-capped Chickadee): この種はこの冬や春には「全く」見られなかった。4/21 には恐らく1羽それらしい声が聞こえただけだったが、4/23には数人の観察者によってよく見られた。
- エボシガラ(Tufted Titmouse): かなり普通の留鳥。一部は現在営巣中。
- ムネアカゴジュウカラ(Red-breasted Nuthatch): 非常に少ない渡り鳥であり、残留する時もある。
- ムナジロゴジュウカラ(White-breasted Nuthatch): この冬はとても少なかったが最近の観察報告は?この種は中央部で時たま営巣したことがある。
- アメリカキバシリ(Brown Creeper): ほとんどが北へ旅立っていってしまった。4/23に一羽見られた。
- チャバラマユミソサザイ(Carolina Wren): 北端で少なくとも一番が残っている。
- イエミソサザイ(House Wren): 最近はかなりの数が渡っている。一部は営巣もする。
- ミソサザイ(Winter Wren): 最近相当数が渡りをしている。どこでも見られる。
- アメリカキクイタダキ(Golden-crowned Kinglet): ほとんどが既に渡っていってしまった。現在はほとんど残っていない。
- ルビーキクイタダキ(Ruby-crowned Kinglet): わずかに冬越ししたが、多くは現在渡りをしている。
- ブユムシクイ(Blue-grey Gnatcatcher): かなりの数が旅立ってしまったが、まだ少し残っている。
- ビリーチャツグミ(Veery): 4/24に最初の確実な報告がthe Lochであった。
- チャイロコツグミ(Hermit Thrush): かなり普通の渡り鳥。5月には相当少なくなるだろう。
- モリツグミ(Wood Thrush): 最初の報告は4/11だが、これは疑問視されている。なぜならNY州のどの地域の記録と比べてもこれは一週間以上も早いから。より確実そうな報告が4/21とそれ以降にthe Rambleで非常に少数が確認されたというもの。
- コマツグミ(American Robin): どこにでもいる。現在最もよく見られるとすると巣作り中のものであろう。
- ネコマネドリ(Gray Catbird): 恐らく冬越ししている。最近は少数の渡り鳥が来ている。
- マネシツグミ(N. Mockingbird): 一部は冬越しした。あまり一般的でないが営巣する留鳥。
- チャイロツグミモドキ(チャイロマネシツグミ)(Brown Thrasher): 渡り鳥、最近は少しずつ減少しつつある。
- ホシムクドリ(European Starling): 移入された害鳥である。キツツキなどを含む北米本来の営巣種を脅かしている。
- ヒメレンジャク(Cedar Waxwing): 今のところはほとんどいないが、地域に限定されずに見られはじめている。5月にはもっと増えよう。


(=2=へ続く)


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