5月26日セントラルパークの鳥


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投稿者:Tom Fiore - 投稿日時:2001年06月02日 12時53分10秒

2001年5月26日
セントラルパークの鳥
Tom Fiore氏によるeBird情報。

ハイライト:

- ナキヒタキモドキ(Olive-sided Flycatcher) (bridle pathの大体西83丁目のあたりで)
- メジロハエトリ(Willow Flycatcher) (Rambleで昨日見たあたりでまだ残っている)
- 21 warbler species, さえずっていたオスのノドグロアメリカムシクイ(Mourning)を含む21種のワーブラー類 - このノドグロアメリカムシクイは昨日Jack Meyer 、Marty Sohmer両氏により見つけられたのと同一個体で盛んに囀り、Dick Gershon氏と私のすぐ頭の上の樫の木で時間をかけて餌をとっていましたのでとてもよく観察することが出来ました。

ノドグロアメリカムシクイ以外の20種のワーブラーは公園内あちこちで見られました。

- アサギアメリカムシクイ(N. Parula) (20羽以上、少なくとも半数は囀っているオスでした。)
- キイロアメリカムシクイ(Yellow) (5羽以上)
- ワキチャアメリカムシクイ(Chestnut-sided) (15羽以上、多くのさえずっているオスを含む)
- シロオビアメリカムシクイ(Magnolia) (どんなに少なく見ても30羽を大きく超える数、雄と雌)
- ホオアカアメリカムシクイ(Cape May) (2羽のさえずるオスで堆肥を作っているところの近くで見られた)
- ノドグロルリアメリカムシクイ(Black-throated Blue) (雌雄とも20羽以上)
- キヅタアメリカムシクイ(Myrtle/Yellow-rumped) (わずかのみオスの成鳥を含む)
- ノドグロミドリアメリカムシクイ(Black-throated Green) (12羽以上,多くの囀っているオスを含む)
- キマユアメリカムシクイ(Blackburnian) (数羽、見られたのは全てオス)
- チャスジアメリカムシクイ(Prairie) (1羽の囀っているオス。Lochの横の草地で)
- クリイロアメリカムシクイ(Bay-breasted)(数羽、一羽を除く全てがオス)
- ズグロアメリカムシクイ(Blackpoll) (50羽以上、至る所で、多くの囀り中のオスを含む)
- シロクロアメリカムシクイ(Black & White) (20羽以上多くのオスを含む)
- ハゴロモムシクイ(American Redstart) (50羽を大きく越える数, 多くの囀っているオスを含む)
- フタスジアメリカムシクイ(Worm-eating) (1羽の囀り中のオス, 北端の堆肥を作るところの近く)
- カマドムシクイ(Ovenbird) (30羽以上, 多くの囀っているオスを含む)
- キタミズツグミ(Northern Waterthrush) (少なくとも数羽のオスの声が聞かれた)
- カオグロアメリカムシクイ(Common Yellowthroat) (50羽以上、至る所で、多くのオスを含む)
- ウイルソンアメリカムシクイ(Wilson's) (6羽以上, 多くの囀っているオスを含む)
- クロボシアメリカムシクイ(Canada) (30羽以上多くの囀っているオスを含む)

面白いことにまだ多数のオスが残っている。もしかしたら、その数と同じくらい同種のメスや少なくとも遅く渡る種類がまだ渡り終わっていないのではないか。または、かなりの数が少なくともセントラルパークを避けていってしまったのではないか。
他のバーダーの皆さんはこのような感じを持っていますか?そうでなければ、私自身が性差別をしていて良い声で美しい雄の鳥に引きつけられているのでしょうか?
更にワーブラーの話題を続けると、昨日25日金曜に三番目のノドグロアメリカムシクイの報告がありました。
ベテランバーダーのSteve Chang氏が報告したもので、それは"Tanner's Spring"で見られたというものでした。Steveは異なる時間に他のバーダー達とオスのノドグロアメリカムシクイをShakespeare Gardenでも見ています。
ですから更に数羽が近いうちに通り過ぎる可能性もあるでしょう。
何年か前、Mike Freeman氏と私がセントラルパーク中を探し、半日に7個体のノドグロアメリカムシクイを見ることが出来ました。ほとんどがオスで、全部ではありませんが大部分が離れていました。なぜなら彼らは囀っていたからです。
ノドグロアメリカムシクイは決して稀な種類ではありません。あまり目にしない種類ではあるでしょうがもしかしたら戦没将兵記念日の週末を過ぎて林地でバーダー達が歌鳥を探すことなく見過ごされてきているのかもしれません。

本日見られたセントラルパークの鳥は次のようなものもいました:

アカフウキンチョウ(Scarlet Tanager) (わずかのみ。私が見たのは全て北端でした。二羽の囀り/鳴いているオスを含みます)

数種類の渡りをするスパロー類、即ち数羽のヒメウタスズメ(Lincoln's)内一羽はBelvedere Castleで、他は北端にて。)および数羽の残留するノドジロシトド(White-throated)とチャガシラヒメドリ(Chipping)。

ムネアカイカル(Rose-breasted Grosbeak) (少なくとも数羽、ほとんどが鳴いていた)。

モズモドキはウタイモズモドキ(Warbling) (営巣しているものも含まれている可能性がある) と アカメモズモドキ(Red-eyed)(20種以上)。

オウサマタイランチョウ(E. Kingbirds) (これも営巣しているものも含まれている可能性がある)、
モリタイランチョウ(E. Wood-Pewees) (囀り中)。

ツバメ類では、ミドリツバメ(Tree), ツバメ(Barn) (ほとんどがこの種) とオビナシショウドウツバメ(N. Rough-winged)。

イエミソサザイ(House Wrens) (おそらくは繁殖しているものもあるのではないか、特に北端では)。

ツグミ類では、ビリーチャツグミ(Veery) (8羽以上)、モリツグミ(Wood) (数羽。この種はセントラルパークで最近巣作りをしたものがありそのうちには成功したものもあった) およびオリーブチャツグミ(Swainson's)(20羽以上)。
またハイイロチャツグミ(Gray-cheeked Thrush) (北端で1 羽が鳴いているところを見られている)、
ボルチモアムクドリモドキ(Baltimore Oriole) (かなりの数のつがいで営巣中かその準備中。)もいた。

最後にオスのオカヨシガモ(Gadwall)がTurtle Pondで。(この種はセントラルパークでは最近毎週いつも記録されています。どなたか営巣の証拠でも得られましたか?私はまだです。)


良いバーディングを/皆様に幸運がありますように。

Tom Fiore


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