ハジロバトが出現?!(珍鳥情報より)


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投稿者:バーダー - 投稿日時:2001年06月16日 17時57分08秒

6月15日金曜日午後3時現在のニューヨーク珍鳥情報より

本日のハイライト:

ハジロバト(WHITE-WINGED DOVE)
夏のカウント結果より、
クロトウゾクカモメ(PARASITIC JAEGER)
ハシブトアジサシ(GULL-BILLED TERN)
コミミズク(SHORT-EARED OWL)
ミドリメジロハエトリ(ACADIAN FLYCATCHER)
メガネアメリカムシクイ(KENTUCKY WARBLER)
オオアメリカムシクイ(YELLOW-BREASTED CHAT)

先の日曜日(10日)の朝、ハジロバト(WHITE-WINGED DOVE)一羽がRed Cedar Pointのすぐ西側の湾沿いで木が生えた砂丘の尾根で見つけられました。
その場所はRiverheadの南東で24号線の東側のRed Creek Roadのはずれにあります。
当日相当遅くまで探しましたが、ハジロバトは見つかりませんでした。しかし、そこは私有地が多く、まだそのあたりに残っている可能性はあります。
ニューヨークの北部に現れた片脚に青色の脚輪をつけたハジロバトは、最近見られた珍しいハト類の中で勿論全てではありませんがそのうちのいくつかが野生の迷鳥であったことを思い出させてくれます。

その場所の付近で、Riverheadの南西で51号線沿いの草原で日曜の朝まとまった数のイナゴヒメドリ(GRASSHOPPER SPARROW)が囀っていました。そのうちの一部の草地でオオアメリカムシクイ(YELLOW-BREASTED CHAT)も一羽囀っていました。恐らく縄張りを形成しているのでしょう。イナゴヒメドリはロングアイランド東部の生息にふさわしい地域で出現しています。


Captreeの夏のカウント(The Captree Summer Bird Count)が先の土曜日に行われ、少なくとも117種の鳥が記録されました。ハイライトとしては、Connetquot River State Parkでオビハシカイツブリ(PIED-BILLED GREBE)沿岸ではシロカツオドリ(NORTHERN GANNET)、Fire Island湾では シラガゴイ(YELLOW-CROWNED NIGHT- HERON)一羽、ウミアイサ(RED-BREASTED MERGANSER)一羽、アカオタテガモ(RUDDY DUCKS)少数、クロトウゾクカモメ(PARASITIC JAEGER)一羽、また、Oak Beach
とCedar Islandのあたりでは、少なくとも4羽のハシブトアジサシ(GULL-BILLED TERN)がおり、Connetquotではカッコウ二種類即ち、ハシグロカッコウ(Black-billed Cuckoo) キバシカッコウ(Yellow-billed Cuckoo)とコミミズク(SHORT-EARED OWL)一羽、ホイップアーウィルヨタカ(WHIP-POOR-WILL)5羽、それにミドリメジロハエトリ(ACADIAN FLYCATCHER)が確認され、Hecksher State Parkではメガネアメリカムシクイ(KENTUCKY WARBLER)が一羽とキタオナガクロムクドリモドキ(BOAT-TAILED GRACKLES)が6羽出ました。

再生されたPelham Bay埋め立て地で6月7日に出た面白い鳥ではアメリカチョウゲンボウ(AMERICAN KESTREL)やヒガシマキバドリ(EASTERN MEADOWLARK)それにクサチヒメドリ(SAVANNAH SPARROW)がいました。

Rockland郡のDoodletown Roadではミズイロアメリカムシクイ(CERULEAN)やクロズキンアメリカムシクイ(HOODED WARBLER)の繁殖地ですが、先週土曜日に2羽報告されたウイルソンアメリカムシクイ(WILSON'S WARBLER)が時期的にはやや遅い報告ですので興味があります。

夏のカウントが継続されていますが営巣地では十分に気をつけてください。

Long Islandで電話での報告はTony Lauro宛にお願いします。番号は631 734 4126です。
日曜を除く日中は、Tom Burke宛で212 697 0606にお願いします。

このサービスはLinnaean Society of New Yorkとthe National Audubon Societyの提供で行われています。


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