ここにあげた鳥は1999年7月1日、8日〜16日、19日〜23日、26日〜31日の合計20日間に、だいたい早くて朝5時45分から遅くとも6時45分頃までおよそ30分から50分くらい（11日と16日は7時10分頃から8時20分頃の間で約一時間、31日は6時45分から7時55分の1時間強）の散歩の間に確認したものです。地域的にはフォーレストアベニューのプレイランドパークウエーよりも北側、及びフォーレストアベニューと平行に走るミッドランドアベニューのほぼ同じ区間に挟まれる間を中心としていますが、必ずしも毎回全区間を探鳥しているものではありません。
　
これら20日間の出現種類数は合計34種類でした。繁殖期もピークを過ぎ、うるさいぐらいにさえずっていた6月に比べるとだいぶ静かになった感じです。5月の一日平均の出現種類数は19.4種類、6月は19.3種類でしたが、7月は18.7種類と確認できる種類数が減ってきているのもさえずりが減ったことと関係があるかもしれません。また、地鳴きも短く目立たなくなり、その上動きもあまり活発ではなくなったので識別が難しくなりました。上述のように11日、16日、31日は時間的には他の日に比べると長いですが、スタート時間が7時をすぎると、鳥の鳴き声が極端に少なくなり、それだけ遭遇する種類も限定されるような印象を持ちました。ちなみに、11日は17種類、16日は18種類、31日は16種類と、どれも平均出現種類数18.7種を下回っています。
　
なお、5月・6月に見られず7月に見られた鳥は次の2種類です。
Snowy Egret（ユキコサギ）
Fish Crow（ウオガラス）
5月に見られ、6月に見られなかったCarolina Wren（チャバラマユミソサザイ）が7月に再び見られるようになりました。

日本での状況欄は日本で確認記録の有無を示すもの。
繁：繁殖、夏：夏鳥、冬：冬鳥、迷：迷鳥、留：留鳥
　
確認状況欄は当月の確認状況。数字は観察した20日の内その種類が出現した日数です。？とその後の数字は確信を持ってその鳥と断定はできなかった日数です。