チューリッヒ周辺のバードウオッチングフィールド


 
5.GreifenseeとPfäffikersee
チューリッヒの北側で、日本人学校のあるUster市を挟んで東西に位置するこれら二つの湖も手軽に探鳥ができるフィールドです。チューリッヒからも近く、馴染みのある地域なので敢えて行き方は示しませんが、主な探鳥ポイントは次の通りです。
 
 
(1)Greifensee
北のSchwerzenbachにある大きな湿地帯は季節を問わず必見のフィールドです。コウライキジが見られ、タカやハヤブサの仲間もしばしば見られます。1~2時間の探鳥でも十分に満足できます。便利な立地から、サイクリストやジョッガーが多く出てきますので休日はできるだけ早い時間が良いでしょう。冬の間は南のはずれのBad Eggという湖水浴場のあたりでカモ類もよく観察できます。ボート乗り場のあるNiederusterからも冬季はフィールドスコープなどの望遠鏡があれば沖合の水鳥が豊富でおもしろいでしょう。特にこの湖ではチューリッヒ湖ではなかなか見つけられないカワアイサが定期的に到来しており、よく観察できます。
グライフェンゼーの探鳥記録
 
グライフェンゼー付近の地図
 
(2)Pfäffikersee
周囲全域が素晴らしく時間的ゆとりがあれば歩いて一周してもよいところです。しかし南側にキャンプ地、南北に湖水浴場がありますので、シーズン中の日曜日は避けた方が良いですが、早朝ならシーズン中でもまだましです。短時間であれば西側の芦原がお勧めです。車は林の間にスペースを見つけてとめる事ができます。湖上のカモ類も良いですが、周辺の芦原や林、草原にいる鳥達が種類も多く密度も高いです。
プフェフィカーゼーの探鳥記録
 
プフェフィカーゼー付近の地図