3/26セントラルパークの鳥



投稿者:Tom Fiore - 投稿日時:2002年03月31日 23時13分52秒

2002年3月26日(火)セントラルパークにて珍鳥続出!!
Tom Fiore氏によるeBird情報

悪天候の日にすごい鳥達がでるなんて誰が予測できたでしょうか。私は本日観察できたものの中では正に天候のためだと思います。鳥達は実際悪天候を避けることができなかったのでしょう。

ハイライト(珍しいものから順に):

-イスカ(RED CROSSBILL)
(雌雄一つがいが5番街のおよそ東100丁目の近くにあるWhite Pineで採餌していた。
これは私がセントラルパークの五番街98丁目の入口から入ってほとんで最初に見た鳥だったのです。
そのつがいを約20分ほど見て、約三時間後に戻ってみたらもう見つけることができませんでした。
これは私がセントラルパークでこの鳥を見た二度目になります。最初の時は約5年前にやはり松の木でオス1羽だけでした。)

-シロカモメ(GLAUCOUS GULL)
(初年の冬羽、貯水池の西側にて。
300羽以上いる他のカモメを動揺させたようで、シロカモメは何かを嘴にくわえて飛び立ち--私は何を加えているのかわかりませんでしたが食べ物だったのでしょう--1〜2分上空を旋回してやがて中央の堤におり、他のカモメもじきにおりました。これも私がセントラルパークで二度目にこの種を見たことになります。最初に見たのは何年も前のことで飛翔中でした。)

-ニシセグロカモメ(LESSER BLACK-BACKED GULL)
(成鳥、鮮やかな黄色い嘴と脚で、貯水池にいました。
これは恐らく3月12日に見た鳥と同じではないかと思われます。今はわずかですが繁殖羽になっているようです、または別の個体なのかもしれません。この鳥はまれにしかセントラルパークで見ていません。)

-アメリカタヒバリ(AMERICAN PIPIT)
(2羽、the North Meadowの球技場東側へと飛んでいくところを見ました。ちょっとしてからまた飛んでいきました。
彼らがやってくるときにちょうどにわか雨がありました。雨がやむとすぐに飛んでいきました。この鳥はセントラルパークでは本当にまれにしか見ていません。)

-ミカツキシマアジ(BLUE-WINGED TEAL)
(貯水池にてオス1羽。北のポンプハウスの南側で 中央の堤にうずくまっていました。そばには約40羽のハシビロガモ(N. Shoveler)がおりました。
セントラルパークの平均から見ると早い到着日になります。

-タシギ(COMMON SNIPE)
(2羽、近距離で偶然に飛び立ちました。East Driveのおよそ東104〜105丁目の近くにある"The Mount"として知られている堆肥を作る場所で。公園事務所の作業中の重機が彼らを驚かしたのでしょうか。)

-オオキアシシギ(GREATER YELLOWLEGS)
(昼近くになってNorth Meadowで細い排水溝で餌をとっているのを見ました。
セントラルパークでは比較的に珍しい種類ですが、ほぼ毎年誰かにより観察されているでしょう。)

-ミナミミズツグミ(LOUISIANA WATERTHRUSH)
(はじめはその愛らしいさえずりを聞き、次にthe Lochのすぐ南の低い止まり木でとまって囀っているのを見ました, それからthe Lochへ飛びもっと囀りました。7時半前です。この鳥は少なくとも一日前についたのでしょうか、それとも月曜日の夜か火曜の朝?いずれにしてもセントラルパークやNYのどこだとしても驚くほど早い到着です。"Bull's Birds of NY State", E. Levine編, に書かれた最も早い日は沿岸で3月25日です。今日から一週間たってからなら全然おかしくはないのですが。NY周辺でどこかで見た人はいますか?)

-カタアカノスリ(RED-SHOULDERED HAWK)
(成鳥でとまっているところ。セントラルパークではあまり見ない光景です。早朝堆肥を作っているあたりで。美しい鳥です。)

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次は充分に期待していた鳥です。これらの一部は、ニシセグロカモメ(Lesser Black-backed Gull)を除く上述の全てと同様私が知る限りセントラルパークで今年初認です。(分類順)

-オビハシカイツブリ(Pied-billed Grebe) (1羽, アカオタテガモ(Ruddy Duck)と共にReservoirにて)
-ミミヒメウ(Double-crested Cormorant) (6羽+, 4羽+はReservoirにて, 1羽はMeerで, 1羽はLakeにて)
-ゴイサギ(Black-crowned Night-Heron) (成鳥4羽 adults,Lakeの西側で)
-アメリカオシ(Wood Duck) (一つがい, Bow Bridge付近のLake岸沿いで)
-コガモ(Green-winged Teal) (オス1羽, first reported by Jack Meyer氏他により3月23日に最初の報告があり、その後 Balcony Bridge近くの Lake にて留まっている)
-オカヨシガモ(Gadwall) (3羽,一組はMeerで,少なくともオス1羽がReservoirで)
-クビワキンクロ(Ring-necked Duck) (オス1羽が、the model boat pondということでも知られているConservatory Waterにて, この種にとっては奇妙な場所です。浅すぎますから。)
-コスズガモ(Lesser Scaup) (オス1羽がMeerに残っている)
-ヒメハジロ(Bufflehead) (20羽程度がReservoirにて, わずかがMeerにて)
-オウギアイサ(Hooded Merganser) (6羽 がMeerにて: 5羽がメス/1羽がオスの成鳥)
-ウミアイサ(Red-breasted Merganser) (メス1羽がReservoirにて;本年初認)
-アカオタテガモ(Ruddy Duck) (80羽+: 50羽+がMeer, 20羽+がReservoir, ~5羽がLakeにて)
-アカオノスリ(Red-tailed Hawk) ("例の一組"が五番街の巣にて、1羽が公園北端にて)
-ズアカキツツキ(RED-HEADED WOODPECKER) (2羽が繁殖羽に近い状態で引き続き滞在中、もう五ヶ月になる。1羽は嘴に障害(怪我)があるGreat Lawnの西側Delacorte TheatreからPinetumへ行く半ばか、少し近いところにある樫やニセアカシアの木で最もよく見られる。普通の嘴のもう1羽は今日は西81丁目の公園の入口の近く playgroundの北側のかなり高い木にいました。最近毎冬我々はセントラルパークでこの鳥を見ることを少なくとも期待しています。見たい鳥です。)
-シルスイキツツキ(Yellow-bellied Sapsucker) (8羽+本日は公園中にいました。)
-ハシボソキツツキ(Northern/Yellow-shafted Flicker) (12羽+ 公園中で見られました。)
-ツキヒメハエトリ(Eastern Phoebe) (30羽+++, 公園中にて、特に新しく再開された池(Pond)5〜6番街59丁目の上でかなりの新しく植えられた植生が若葉を出そうとしているところで顕著、池の西端の滝ではないが浅い水のある階段状のところは鳥達にとって少なくとも今日は良い場所だったのであろう。少なく見積もっても15羽のツキヒメハエトリがこの新しい池沿いに見られました。)
-アメリカキバシリ(Brown Creeper) (数羽)
-チャバラマユミソサザイ(Carolina Wren)(北端, the Rambleおよび'新しい' Pondの近くで)
-アメリカキクイタダキ(Golden-crowned Kinglet) (~5羽,北端から南端まで分散している)
-コマツグミ(American Robin) (公園中で何百羽と。多くは囀っている。)
-マツアメリカムシクイ(PINE WARBLER) (オス1羽, Conservatory Gardenにて。月曜日の2羽の確認を含め現在数羽が報告されている。セントラルパークでの今年の初認はJack Meyer氏により十日ほど前に報告されている。まだまだ来ます。)
-トウヒチョウ(Eastern Towhee) (~5羽, 公園中で、全てセントラルパークで冬越ししたかもしれない。この種が渡りで到着するにはまだ少し早い。)
-チャガシラヒメドリ(CHIPPING SPARROW) (3羽: 2羽はGreat Lawnの北端で; 1羽はMeadowの北側にて)
-ゴマフスズメ(FOX SPARROW) (~15羽, 公園中で, 多くは美しく囀っていました。)
-ウタスズメ(Song Sparrow) (100羽+,早めの渡りが続いています。)
-ノドジロシトド(White-throated Sparrow) (数百が冬から残っている。)
-ユキヒメドリ(Dark-eyed [Slate-colored] Junco) (150羽+, 一部は新しく到着したものか?)
-オウゴンヒワ(American Goldfinch) (広く散っているが、殆どが餌台にて)

-ヒガシマキバドリ(EASTERN MEADOWLARK) (2羽,Brad Klein氏とSylvia Cohen氏により観察された, Great Lawnで3月25日月曜日のことだが、本日はまだ観察されていない。)

このほかにも通常見られる雑多な種がでた。例えばセジロコゲラ、シマセゲラ(Downy & Red-bellied W.P.), ナゲキバト(M. Dove), アオカケス(B. Jay), アメリカガラス(Am. Crow), アメリカコガラ(B.C. Chickadee),エボシガラ(T. Titmice), ムナジロゴジュウカラ(W.B. Nuthatch), マネシツグミ(N.Mockingbird), ハゴロモガラス(R.W. Blackbird), オオクロムクドリモドキ(C. Grackle), メキシコマシコ(H. Finch),などなど。


皆様に幸運を!!
Tom Fiore


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