2001年2月10〜11日ニューヨーク州エセックスおよびフランクリン郡の鳥=その2=
(eBird情報によるJoe Canale氏の報告)
【第二日】
日曜は土曜になかったことが全てありました。日が照り、乾燥し、鳥が豊富でした。(ただ一つ変わりがなかったものといえば寒さでしょう。・・・朝7時にロッジで零下20.6度でした。)
ロッジの餌台は日の出の頃からにぎやかで多数のムラサキマシコ(Purple Finch)、オウゴンヒワ(American Goldfinch)、 アメリカコガラ(Black-capped Chickadee)等が来ていました。
ロッジのドアのすぐ外では敷地内の針葉樹でナキイスカ(White-winged Crossbill)の大群と遭遇しました。その魅力を満喫するのは容易でした。バルサムモミの樹上は重い実を付けており大きく殆ど赤く見える“かさ”がありましたが、ナキイスカの多くのオスはその正に一番高いところでさえずっていました。
Heart Lakeでの成果に勇気づけられて自信を持ってブルーミングデール湿原へと向かいました。
途中Stephensonの餌台に立ち寄りましたが、なんとキビタイシメ(Evening Grosbeak)が群れていました。数えたところ何十もいました:10以上が餌台におり、何羽も地面に降りており、もっと多くは周りの木立の中で順番を待っていました。面白いことに我々が着いた当初はきれいな色をしたオスが餌台を占拠しておりましたが我々の到着におびえたのか、メスのグループにその場所を譲りしばらくしてからオスのグループに代わりました。
ムナフヒメドリ(American Tree Sparrow)が寂しげに餌台での場所を確保しようと競い合っていました。 我々は6〜7回もいったり来たりしながら立ち止まって観察を続けましたので同行したブラッドがこんなことならステファンソンのドーナッツを買ってくれば良かったと冗談を言っていました。
我々がそこを立ち去る前に見たものも大物でした。一羽のカナダカケス(Gray Jay)が餌台からぶら下げたおけに入れたパンくずをこっそりともっていくのを確認しました。
上述したようにオナガフクロウ(Northern Hawk Owl)は日曜日に今となっては有名な場所;送電線のために切り開いた場所に出現しました。実際我々はそこに到着する前に離れたところから見つけました。湿原の最初に開けた場所で右側にある三つ目の送電線の柱の近くにある枯れたトウヒのてっぺん近くにいました。
見て驚いたことには、あなたはフクロウがあなたを見ているほどにはフクロウを見ていないと感じるのではないでしょうか。背中をこちらに向けてうずくまったような姿勢でいましたが、まるで小さなロボットのような機械が、どんなに小さな生物でもその動きをとらえられるようにその頭を360度回転しているのを観察しました。その頭の動きには誰もが魅了されその場を訪れた皆の目が釘付けになりました。
彼(または彼女)が最初は音で次に目でとらえているに違いないのに気がつきます。その鳥はそのあたりでも有名になり、特にバーダーとは言えないような現地の居住者も何か新しいことはないかと沢山見に来ています。しかし、その湿原の状況は狼狽させます。あまりにも多くのトウヒが枯れてしまったか、枯れかかっています。その場所の生態環境は酸性雨に大きく影響されているのではないかと思われます。
ところで、オナガフクロウが見られた広野の状況は大変厳しいものです。風はまだ完全には収まっておらず、風を防ぐような木もありませんので風が吹くたびに顔を平手打ちされるように感じました。正に新鮮な凍り付くような天候で、鼻から息を吸い込むと粘膜が凍り付くのを感じます。
その日もう少し後でまたChubb Riverへ行ってみました。川沿いにある何種類かの針葉樹の混合林はナキイスカ(White-winged Crossbill)の絶え間のない鳴き声で活気に満ちていました。
ワタリガラス(Common Raven)の低い声も聞きました。(我々は後で道路の路肩で至近距離にいるのを一羽見ましたがロッジで読んだ古ぼけたフィールドガイドにワタリガラスのことを「ローマ人の鼻」を持っているという表現で書いてあったのを思い出し、道路脇のこの種を見たときに悪代官風だと思わず笑ってしまいました。)
Chubb Riverで一時間かそこいらたってから (寒すぎてとても長居は出来ませんでした。Saranac Lake地方のその日の最高気温は零下13.3度でした。)そこを発ちました。
セグロミユビゲラ(Black-backed Woodpecker)ではないかと思われるキツツキが一羽飛んでいきましたがそれを確実と同定することは出来ませんでした。しかし、同行したT^amが見つけたミユビゲラ(Three-toed Woodpecker)は確実です。
山から出る途中で28N線のLong LakeとNewcombの間で予定外でしたが停車しました。このあたりずっと道路に接するところは一面トウヒが焼けているのを目にします。そのようなところのある場所でT^amは用足しにいきました。車で5マイルほど走ったときに彼は用足しに行ったときに見た鳥が自分はセジロアカゲラのメスだと思っていたがフィールドガイドによると実はミユビゲラだとわかったといいました。そこにいたのです。
更にお知らせしておいた方がよいと思われるのは、例のロッジには探鳥記録がありますが誰かがMarcy Damの小屋の近くでギンザンマシコ(Pine Grosbeak)を1月の29日に見たと書いてあったことです。
以上