ビールの鳥

 
1. Blue Heron Pale Ale (オオアオサギ)
 

 
カリフォルニア州UkiahのMendocino Brewing Co.製造。
これはRed Tailと同じメーカーですので両者ともラベルのデザインはとてもよく似ていて、キャップと瓶は同一です。容量は12fl.oz.(約355cc)です。
 
瓶は茶色でラベルは瓶の首(下の左側)と瓶の本体(下の右側)にはられています。
 
 

 
首のラベルには次の文章が書かれています。
 
伝説(The Legend)
 
Blue Heron Pale Aleは1985年に創られ、ホップの愛好家達の間で直ちに評判になりました。
金色のエール(エールはビールと発酵方法が異なり、ビールよりも苦みが強いようです。)であるBlue Heronはさわやかな特色のあるポップがきいたしっかりしたこくがあります。
Blue Heronは新鮮ではっきりしたホップの後味を残します。このエールはうすい麦芽の大麦とホップ、それに当社独自の酵母と水によって造られています。
 
【ビールの味わい】
 
栓を抜きグラスに注ぐと、非常に細かい水泡がいつまでも残っているので濁って見えます。
炭酸は強くなく、アワはすぐに消えます。
口にするとライチににたフルーティーな香りが強くさわやかな感触です。
苦みもあり、炭酸が弱いので濃厚な印象を受けます。
 
味は決して悪くありませんが、グラスをかざしてみると、細かな不純物がたくさん見えます。フィルターがよくないのか、製法の特徴なのかよくわかりませんがあまり気持がよいものではありません。
 
 
 
【鳥の名前について】
 
ビールは「Blue Heron」で鳥の名前は正式にはGreat Blue Heronと「Great」がつきますが、オオアオサギはアメリカ合衆国全土で見られる普通のアオサギ類ですので、ラベルの絵とあわせて考えてもオオアオサギ以外には考えられません。
 
和名:オオアオサギ
英名:Great Blue Heron
学名:Ardea herodias