世界の「お金」に見る鳥達
 
-インドネシアのお金-
 
 
 
ここで紹介するお金は、過去または現在の一時期私の所有物として手にすることが出来た大切な宝ものです。お金を写真で紹介するのは、場合によっては法律上問題になることがあるかもしれませんが、その目的はあくまでもそこに描かれた鳥を紹介することですので、お金の全体像につきましては解像度を落とし、小さめにしてあります。また、本来でしたら「見本」と書くべき所をその代わりに「表」や「裏」と書いております。ここでは単純に紙幣の場合は通し番号がある方を「表」、ない方を「裏」とし、コインの場合は鳥の図がある方を「表」ない方を「裏」としていますので、紙幣発行体が正式に決めている基準とは異なるかもしれません。また、「表」や「裏」の標記が他の図、肖像、文字などにかかってしまうことがあるかもしれませんが、これはそれらの図や文字で表現されている何らかの意味や肖像の人物を無視したり、侮辱はもちろん軽視したりするものでもありません。
また、ここで紹介する鳥の名前は私が独自に調べた結果ですので、万一間違いがある場合にはご指摘いただければ幸いです。


100ルピア札、裏面のオウギバト
 
 
 
世界最大級のハトとして有名なオウギバトは、ハト科カンムリバト属の一種ですがこの属には3種類あり3種類ともニューギニアにいます。大きさもさることながら頭の冠も立派でハトの王様といっても過言ではないでしょう。私はむかし、たしか井の頭公園にある動物園内の温室で見たのが最初でしたが、薄いブルーで、美しく、しかも堂々とした姿に感動しました。それが後になってハトの仲間だと知ってまたびっくりしました。
残念なことにこのように、主として地上で採餌する鳥の多くが生息の場所を追われ、種の存続の危機に直面しています。
 

 

和名:オウギバト
英名:Victoria Crowned Pigeon
学名:Goura victoria