世界の「お金」に見る鳥達
 
-コロンビアのお金-
 
 
 
ここで紹介するお金は、過去または現在の一時期私の所有物として手にすることが出来た大切な宝ものです。お金を写真で紹介するのは、場合によっては法律上問題になることがあるかもしれませんが、その目的はあくまでもそこに描かれた鳥を紹介することですので、お金の全体像につきましては解像度を落とし、小さめにしてあります。また、本来でしたら「見本」と書くべき所をその代わりに「表」や「裏」と書いております。ここでは単純に紙幣の場合は通し番号がある方を「表」、ない方を「裏」とし、コインの場合は鳥の図がある方を「表」ない方を「裏」としていますので、紙幣発行体が正式に決めている基準とは異なるかもしれません。また、「表」や「裏」の標記が他の図、肖像、文字などにかかってしまうことがあるかもしれませんが、これはそれらの図や文字で表現されている何らかの意味や肖像の人物を無視したり、侮辱はもちろん軽視したりするものでもありません。
また、ここで紹介する鳥の名前は私が独自に調べた結果ですので、万一間違いがある場合にはご指摘いただければ幸いです。


5ペソ札、表面のコンドル
 
 
 
猛禽類といわれる鳥の中でも最大の鳥がコンドルで、体長110センチ、体重12キロ、翼開長3メートルと正にジャンボな鳥です。アンデスの高山に生息し、南米大陸の端まで獲物を探しに飛び回る広い行動範囲を持つといいます。
この鳥の名前を聞くと背景にサイモントガーファンクルの歌が聞こえてくるような気がします。実に発想が乏しいと言われるかもしれませんが、これが私の限界です。
私が持っているのはたった一枚のよれよれの紙幣ですが、このような鳥が生息する大自然の豊かな地域を思い描き、まだ一度も行ったことのない南米に思いを巡らせてみることが出来ます。


 
和名:コンドル
英名:Andean Condor
学名:Vultur gryphus