ライタウンパークから見た日の出。
手前の鳥はカナダガンです。
晴れている日には、対岸の
ロングアイランドもよく見えます。
1. ライ市は探鳥に最適な住宅地です。
ライ市は、ニューヨークの中心地マンハッタン島から北東へ約40km行ったところで、ニューヨーク市の北側に接するウエストチェスター郡にあります。ウエストチェスター郡は北と東でコネチカット州に接しており、南側はロングアイランド湾に面しています。
マンハッタンへは電車で約40分ですので、多くのサラリーマンがニューヨーク市へ電車で通勤しています。
ライ市はバードウオッチャーやアウトドアスポーツが好きな人には大変良い環境の土地です。
市内にはウエストチェスター郡の公園として、下で紹介していますRye Marshlands ConservancyやEdith G. Read Natural Park and Wild Life Sanctuaryという広大な自然保護地区があり、また、ライ市の管理するRye Nature CenterやRye Town Parkもあり、バードウオッチャーを始めとする自然愛好者には、遠くへ出かけずして自然観察ができる環境があります。また、ゴルフ好きな人には、ライ市のゴルフクラブの他にウエストチェスター郡にいくつものゴルフコースがありますので、距離的にもすぐ近くで、日本と比べると非常に安くプレーができます。海岸では水泳は勿論、カヌーなどで遊ぶこともできますし、ストライプバスなど大型の魚をねらった釣り人もたくさんいます。郡の管理になる遊園地Playland Parkもライ市にあります。
これだけ環境が整ったところですので、家賃は少し高めでなかなか自分の好みにあった住居を自分の予算の範囲内で探すのは難しいかもしれません。
2. ライ市内の主な探鳥地
ライ市で鳥を見るには次の場所をお勧めします。行き方はそれぞれのページに記載されていますが、下のライ市の地図も参考にして下さい。1と3はそれぞれの地域で確認された鳥のリストが参照できます。マーシュランドでは290種、ネイチャーセンターでは190種が確認されています。
1. Rye Marshlands Conservancy
（マーシュランド）
2. Edith G. Read Natural Park and Wild Life Sanctuary
（E.G.リード、サンクチャリー）
3. Rye Nature Center
（ネイチャーセンター）
3. ライ市内で見られる鳥たち
また、特にこれらの探鳥に適した地域に出かけなくても、かなりの種類が観察できます。
普通の地域でどのような鳥が見られるのかは、次のリストを参考にして下さい。
これは、ライ市内のForest AvenueとMidland Avenueを中心としてそれぞれPlayland Parkwayよりも北、Grace Church Streetよりも南（下のライ市の地図を参照して下さい。）の地域で、月に何日か朝5時半から7時くらいの間に散策をし、一日平均30分前後の時間に記録したものです。ですからここにリストされた鳥たちは渡り鳥を除くと、ごく普通にライ市で見られる鳥たちということができます。
1999年5月：合計50種類確認。
1999年6月：合計39種類（5〜6月通算56種類）確認。
1999年7月：合計34種類（5〜7月通算58種類）確認。
1999年8月：合計34種類（5〜8月通算59種類）確認。
1999年9月：合計33種類（5〜9月通算63種類）確認。
1999年10月：合計21種類（5〜10月通算65種類）確認。
1999年11月：合計23種類（5〜11月通算67種類）確認。
4. クリスマスカウントの結果
オーデュボンソサエティーが主導で毎年行っているクリスマスカウントは、真冬の厳しい時期にどれくらいの種類の鳥たちが、どのくらいの数確認されているのかを知る非常に有益な資料です。全米にわたって毎年調査されていますが、そのうちニューヨークのウエストチェスター／ブルックリン地域のカウント結果をふまえて次のような表を作りましたので参考にして下さい。
1997年12月カウント：合計111種44,891羽が記録されました。
1998年12月カウント：合計119種46,630羽が記録されました。
5. ライ市の地図
下の地図の上でマウスを動かしてポインターの形が変わる所は、クリックするとその場所の説明や写真があります。
（ブラウザーによっては地図の上何処でもポインターが変わらないものがありますのでご了承下さい。現在は探鳥地やプレイランドパークを除くと駅と、市役所の情報があります。）
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