アメリカでの探鳥の注意点
 
 
アメリカ東北部で鳥をみる時、特に次の点に気をつけて下さい。
2. ポイズンアイビイ(毒のツタ)
これは、日本で漆にかぶれることがあるように、さわるとかぶれる草です。非常に多く生えており、一般の民家の庭も含めどこでも見る草ですが、季節に関わらずうっかり手で払ったりすると、かぶれて大変だといわれています。
アイビイ(蔦)という名前がついていますが、いわゆる蔦のようには見えず、一見雑草のようです。
特徴としては、葉が三枚ずつ組になっており、葉柄の集まるところから茎が赤っぽく見えます。しかし、この色はまちまちで、あまり赤くないものもあります。この植物は、一年中のどの時期でも、また、植物のどの部分でも同じ効果を持つと言われておりますので、決して触ろうとしないことが第一です。
アメリカでは上述のようにダニの件もありますので、あまり自然と「直接のふれあい」はしないことが賢明です。
 
下の写真は、ライ市にあるMarshlands Conservancyで、ビジターセンター近くにある注意書きです。このように、自然保護地域ではポイズンアイビイが生えているところに注意書きをしているところもあります。このような注意書きが入り口になく、心配な場合にはレンジャーなどに聞いてみると良いでしょう。親切に教えてくれるはずです。
 
Warning for Poizon Ivy
ポイズンアイビーの注意書き